事件と医療に偏る秋ドラマ
2009年の秋ドラマのラインナップを見ると「事件もの」と「医療もの」が多いことに気づく。この傾向は今に始まったものではないが、その2つには共通点もありそうだ。注目のドラマをピックアップしつつ、ドラマの潮流について考えてみる。
今クール、テレビ朝日は「事件もの」を揃えた。人気シリーズ『相棒season8』をはじめ『その男、副署長』『アンタッチャブル』『交渉人〜THENEGOTIATOR〜』と5本中4本が「事件もの」。これは、相棒で高視聴率を獲得したことが大きく影響しているのだろう。その『相棒season8』は初回19.4%と期待通りの視聴率。ネット上でも「視聴者を裏切らない内容」「上質なドラマ」と軒並み高評価だ。一方、フジテレビで注目なのは、月9ドラマ『東京DOGS』。人気若手俳優の代表格である小栗旬と水嶋ヒロのダブル主演ということもあり、期待度が高い。
同じく高視聴率が期待できるのが「医療もの」。この秋スタートするのは『JIN−仁−』(TBS系)と『ギネ 産婦人科の女たち』(日本テレビ系)。初回は『JIN−仁−』が16.5%、『ギネ 産婦人科の女たち』が14.8%となかなか。特に『JIN−仁−』は「TBSの本領発揮という感じ」「幕末+医療関係というのが楽しみ」と評価が高い。
この2ジャンルの共通点は、「フィクションでありつつ現代社会が抱える問題を投げかける」という点。これらが高視聴率を記録するのは、視聴者の社会に対する意識が高まっている結果だろうか。それとも、事件ものや医療ものがドラマのモチーフとして魅力的だからだろうか。いずれにせよ、この秋のドラマが楽しみだ。
(あゆみっくす)
■参考サイト
Audience Rating TV




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