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注目集める裁判官解説ブログ

- 2009.08.27 11:01

18日に公示された総選挙。30日に投票日を迎えるが、そのときに行われるもう一つ投票制度、<最高裁判所裁判官国民審査>の形骸化阻止を訴える声が一部から上がっている。

<最高裁判所裁判官国民審査>とは、文字通り、最高裁裁判所の裁判官を国民が審査する制度。総選挙の投票と同時に行われているもので、任命直後と前回審査後10年以上の最高裁裁判官が審査の対象となる。総選挙投票日に、裁判官の名前が記された用紙が配られ、名前の上に"×"印を記入することで不信任が投票できる。不信任が過半数を超えた裁判官は罷免となる。しかし、総選挙関連のニュースが盛んに報じられる一方、同制度が日の目を見ることはほとんどなく、実際にこれまでに同制度で罷免された裁判官は"0(ゼロ)"。こうした状況を打破しようとの声が一部から上がっている。

例えば、司法フリーライターの長嶺超輝氏の『忘れられた一票 2009』では、国民審査を機能させるため、審査対象になったすべての裁判官について詳しい解説を掲載。これまでに下してきた「おもな判断」などもあり、各裁判官の適性を判断する上で貴重な資料となっている。「裁判官の名前を見てもどんな人かわからない」という人には、非常にお勧めできるサイトだ。

これまでほとんど忘れ去られてきたといってよい国民審査制度。「10年に1回の審査でいいのか」「総選挙と同時にすべきか」など制度自体の仕組みもさることながら、まずは国民一人一人が関心を持って投票することで、その機能を回復させることも重要といえそうだ。

(秋井貴彦)

■参考サイト
忘れられた一票 2009

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