新語?「メシウマ状態」とは
インターネットが既存の情報を発信するだけでなく、新しいムーブメントの火付け役を担うようになったのはここ最近のことである。特に「ことば」の流行りについて、インターネットの果たす役割は大きい。
例えば、タレントの中川翔子(しょこたん)が使用したことで、若い女性が使用するようになった「カワユス」「テラ〜ス」は、そもそもインターネット掲示板で流行った言葉であった。現在インターネットで急速に広まり、使用されている言葉のひとつに「メシウマ状態」がある。メシウマとは、「他人の不幸で今日もメシが美味い」の略語である。
「他人の不幸は蜜の味」という言葉があるが、それをさらに使いやすく(?)した言葉が「メシウマ」だと言ってもよいかもしれない。経済の低迷、芸能界の薬物汚染、相次ぐ天災や事件…少しずつ人々の心が負に傾き、他人の不幸せを嬉しいと思えるようになってしまっているのだろうか。人々のリアルな心情を映す鏡として、ネットでの流行り言葉を注視する必要があるだろう。
(小野しうこ)




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