「エロゲー規制」はどうなる?
アダルトゲームやアニメ、雑誌の規制を求める請願が衆議院に提出され、10月3日に受理された。このことに対しては激しい批判といくつかの反対運動が起こっている。
請願は10499名の署名とともに衆議院に提出されている。署名には「美少女アダルトアニメ雑誌やゲームは、(中略)幼い少女を犯す陵辱シーンが多く有ります」「幼い少女達を危険に晒す社会を創り出していることは明らか」との記載があり、これらの「製造及び、販売規制法の罰則を伴った法律制定を請求」とある。この内容に対し、反対運動の一つ「創作物の規制/単純所持規制に反対する請願署名市民有志」は、「児童ポルノ規制定義のあいまいさ」などの問題点を指摘している。確かに、架空のキャラクターの年齢を特定することは困難で、二次元アダルト作品がすべて規制を受けてしまう可能性もある。
また、署名内容には、アダルトゲームやアニメ雑誌は「幼い少女達を危険に晒す社会を創り出していることは明らか」とあるが、統計的には未成年に対する強姦事件は、60年代や70年代に比べて減少しているのが実態。請願の前提そのものに疑問が残るところだ。
世界的には、アニメなどにも年齢指定が設けられているものの、日本ではバラバラの倫理審査機関の自主規制や有害図書制度に頼っている状態。新しい制度が必要なのかもしれないが、コンテンツの未来を考えれば、規制方法については慎重に検討すべきだろう。「ローゼン閣下」はどう考えているのか、非常に気になるところだ。
[特別救済活動カスパル、創作物の規制/単純所持規制に反対する請願署名市民有志、少年犯罪データベース]
(秋井貴彦)
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