新型インフル予防接種で混乱
新型インフルエンザのワクチン接種が医療従事者を対象に開始されたが、さまざまなところで混乱が起きているようだ。
厚労省では、ワクチンは「2回接種」を前提としてきたが、専門家らの報告を受けて、13歳以上は「1回接種」とする方針を検討。しかし妊婦や持病のある人、中高生については臨床試験を行うべきという意見が相次ぎ、結論が先送りとなっている。1回接種となれば、各自治体で計画されてきた接種スケジュールが前倒しになる可能性も出てくるが、正式通達が定まらないため、自治体担当者を悩ませているという。
また、接種を開始した医療従事者の接種希望者数が国からの配分量を上回り、ワクチンが足りないとの声があがっている。現在発表されている優先接種の計画では、医療従事者の後、11月に妊婦や重い持病のある人、12月に幼児・小学校低学年へと対象者を拡大。特別な事情などのない成人の場合は優先順位が低くなるため、ブロガーの間では「順番が来るのはいつのことやら」「流行が終わった頃にやっと回ってくるのか」など、不安を語る声が多い。
一方、季節性インフルエンザの予防接種は10月から開始されているが、「季節性だけでも」と考える人も多いようだ。例年以上の混み具合に「すでに予約が殺到していて、9月の最終週に電話したところ、予約数がいっぱいですという状況」「何箇所かの医院で断られてしまいました。昨年 予約なしでOKだったところまで」など、驚きのコメントも見られる。
すでに各地で猛威をふるっている新型インフルエンザ。長妻厚生労働相はワクチンの接種回数について、21日までに厚労省の見解を公表したいと述べている。これ以上の不安や混乱を招かないよう、明確な方針と情報の公開が望まれる。
(ひかる)
■参考サイト
YOMIURI ONLINE




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