「淫」「賭」は不適切な字?

photo by House Of Sims
常用漢字表の見直しを進めている文化審議会の漢字小委員会は7月17日、新たに加える予定の191字中、教育現場から不適切との指摘を受けた「淫」「賭」「呪」「艶」など一部の漢字について再検討する会議を開いた。会議では、削除を求める委員とそれに反発する委員とが激しく対立。結局議論は持ち越されることとなったようだ。次回の審議会は7月28日に開催される予定。
一定の文字を「不適切」と指摘した“教育現場”に対し、ブロガーからは疑問の声が上がっている。『徒然なるままだし』のブロガーは報道された4つの文字が「教えづらいという気持ちは理解できるけど」としながらも、「文字なんていろんな意味をもってるんだからさ。一面を見て不適切だというのは、教育にかかわる者として不適切な発想だと思う」とつづる。
「漢字にダメ出しする意味がわからない」というのは『江ノ口信天の怪しいあれこれ』のブロガーだ。「漢字は文化であり、文化の中には嫌悪すべきものも含まれる」と指摘し、「教育によって後世に伝えるというのならマイナスも何もかも全部伝えていく必要があると思う」と結んでいる。
常用漢字になろうがなるまいが議題に上った漢字は厳然と存在し、多くの媒体で使われている。学校で教えることを避けた結果、“良くない”意味のほうばかりが子どもたちの目に触れることになるとすれば、残念だ。
(ぽこ)
■参考サイト
徒然なるままだし
江ノ口信天の怪しいあれこれ




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