ウイグル暴動にブロガーは…
中国新疆ウイグル自治区のウルムチで起こった暴動は、多くの死傷者を出し、ウイグル族と漢族との対立が悪化。胡錦濤国家主席が、イタリアのサミットから急きょ帰国する事態にもなっている。
直前までこの地域を旅していた『ミポリン世界航海紀2』のブロガーは、中国でもイスラム教徒が多く様々な人種が入り交じるこの地を思い、「帰国後数日でこのような事件が起きるとは……」と絶句、「早く平和なウルムチに戻って欲しい」と願う。また「彼が帰った先は、ウイグルの首都『ウルムチ』(中略)今まで、戦争や世界平和なんてテレビの向こう側の世界のことだと思っていたけど、今回の件でひとごとでなくなった」(ほぼ日刊エコマル店長日記)と帰国した友の無事を祈る人もいる。
「彼らの暴動やデモにはやむにやまれぬ事情がある。それを無視して、中国が武力で鎮圧するのを看過すれば、世界は中国の論理で支配されかねない」(葛葉真紀の棚)など、多くのブロガーは、ウイグル族をはじめ少数民族に対する中国政府の姿勢を非難している。一方『大沢村便り』のブロガーは、「テロリストを多く抱えるアフガニスタンに接している。東トルキスタン(ウイグル自治区)が混乱すれば、多くのテロリストに絶好の活躍場所を与えることになる。だから本音では、国際社会はけっしてこの国の独立を支持しないだろう」など、この地域が抱える複雑な事情を綴る。
経済格差や“漢化政策”に対するウイグル族の不満、石油や天然ガスを産出するこの地域を手放せない中国側の思わく。中国政府は治安部隊を投入し鎮静化をはかっているが、それでは火種はくすぶり続けるまま、解決への道のりは果てしなく遠い。
(葉)
■参考サイト
ミポリン世界航海紀2
ほぼ日刊エコマル店長日記
葛葉真紀の棚
大沢村便り




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