『ブーケトス』は人権侵害?

photo by Cherry Pi
結婚式で花嫁がブーケを投げ、受け取った独身女性は次に結婚できると言われる『ブーケトス』。欧米で一般的なこの習慣、日本でも結婚式の演出のひとつとして定着してきた。しかし、最近「ブーケトスは人権侵害だ」とする独身女性の話が雑誌記事で取り上げられ反響を呼んでいる。曰く、大勢の前で独身であることを晒され、「結婚は幸せ」という価値観を押し付けられることが苦痛だという。
この記事に同感する人は、独身女性を中心に少なくない。『hauoli diary』のブロガーは、ブーケトスに嫌悪感を抱いているわけではないと前置きした上で、「悲しい事に『結婚している人間が上』っていう態度を取る人がいないわけではありません(中略)さらに『子供を産んだ人間はもっと上』なんていう態度の人も」と言い、人の価値は結婚では決まるものではないと語る。
一方、「きれいなお花もらって、幸せのおすそわけもらって、それでいいじゃない。ブーケトスだって独身女性の特権と思えば」というのは『ねこちぐらな日々』のブロガーだ。「新郎新婦が幸せな一日を過ごせるように主役にしてあげるのが参列者の役割」と述べる。
参列者側は「ただの演出」だと割り切れると良いとしながらも、主催者側は、結婚への価値観の違いを適切に配慮できるかどうかが試される、との見方もある(HR-Miller's Diary 『Everything is gonna be all right!!』)。6月はジューンブライドの季節。これから挙式を迎えるカップルは、2人が主役である以上、自分たちが好きな演出を行うのはもちろん良い。しかし、祝福してくれる参列者にもさまざまな価値観があると気付き、そこに配慮できれば、もっと幸せな人生の門出となるのではないだろうか。
(ははぎく)
■参考サイト
hauoli diary
ねこちぐらな日々
HR-Miller's Diary 『Everything is gonna be all right!!』




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