AED使用で生存率アップ 今後の課題は

photo by drewzhrodague
『AED』をご存じだろうか。Automated External Defibrillator(自動体外式除細動器)の頭文字を並べたもので、筋肉が痙攣(けいれん)して血液を送れなくなった心臓に電気ショックを与え、正常に動かすための機械である。04年に一般市民の使用が認められ、駅など公共施設での設置が進んでいる。
消防庁の調べで、このAEDで救命措置を受けた人の生存率が06年の33%から07年は42.5%に上がったという。市民に救命措置を受けた人の数も、06年からの1年間で倍増。市民による救助効果が上がっているようだ。地域やボランティア団体主催の講習会が、たいてい無料で行われており、多くのブロガーが自発的に講習を受けている。
だが、実際に倒れている人を目の前にしたとき、とっさに正しい措置ができるだろうか。講習を受けた人からは「慌てた状態では難しい」などの声も聞かれる。『虚心坦懐【中小企業診断士:永井貴之】』のブロガーは、講習で使い方を学んだとしても、AEDを使うかどうかの判断に迷うのでは、と指摘。「『AEDの使い方講習』ではなく『心肺停止状態のファースト・エイド』というシステム的な教育が必要」と訴えている。
一般の人でも命を助けることにつながる行動を取ることができる環境が整ってきた今、次なる課題は、どうやって実践的な知識を体得してもらうか、を考えることではないだろうか。
(ぽこ)
■参考サイト
@niftyニュース
虚心坦懐【中小企業診断士:永井貴之】
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